住替えマニュアル~賃貸編~

上手な転居チェックリスト
物件が見つかったらいよいよ引っ越し!でも、必要な手続きがたくさんあり過ぎて、何から手をつければいいの?
			そんな時はこのチェックリストを参考にしてください。上手なお引っ越しをサポートします。
1ヶ月前
引っ越し1ヶ月前の準備は、退去の連絡や引っ越し業者の選択など、時間がかかることから始めましょう。
- □解約の通知
- 転居が決まったら、早めに大家さんへ通知しましょう。
 通知後、1ヶ月分の家賃が発生するのが一般的です。
- □引っ越し業者選び
- いくつかの業者に見積もりをとり、早めに商談をするのが賢い選び方です。
- □粗大ゴミの手配
- 役所の清掃担当部に連絡しておきましょう。
- □電話の移転連絡
- 局番なしの「116」に電話をしてください。
- □荷造り道具の用意
- 軍手、ガムテープ、段ボール等を用意。段ボールは引っ越し業者からサービスしてもらうか、スーパーなどからもらいましょう。
- □あいさつ状の準備
- パソコンやワープロの文例を使ってプリントするか、印刷屋さんに注文しておきましょう。
 (2週間くらいかかります)
- □転校手続き
- 在籍校から各証明書をもらってください。転入する学校へもあらかじめ連絡を入れておくと良いでしょう。
- □荷造りリスト作成
- 当日まで使う物や、新居の部屋ごとに使う物などを整理して、リスト表を作っておくと大変便利です。
- □清掃の開始
- 台所・換気扇・浴室等汚れの落ちにくい所から始めましょう。「立つ鳥跡を濁さず」の格言もあります。
1週間前
引っ越し日1週間前になったら、大まかな荷造りや役所の手続きなど、生活ペースの切り替えの準備をしましょう。
- □荷造り開始
- ふだん使わないものから段ボール箱に詰めましょう。箱の外に、通し番号と中身を買いておくと便利です。
- □郵便物の転送手配
- 郵便局へ専用用紙を提出してください。1年間、郵便物を引っ越し先へ転送してくれます。
- □転出手続き
- 役所で転出の旨を伝え、「転出届」「印鑑登録」「国民健康保険」等の転出証明書を受け取ります。
- □電気・ガス・水道
- それぞれに現住所と新住所の営業所へ問い合わせ、ガスは閉栓立会い日の約束もしておきましょう。
- □新聞の手配
- 取扱っている専売所へ連絡してください。移転先での購読はフリーダイヤルで申し込めます。
前日・当日
引っ越し日前日・当日になったら、ご近所へのご挨拶や積荷のチェックなど実際の引っ越しに関わることをやりましょう。
- □ご近所へあいさつ
- 引っ越し作業でご迷惑をかけるお詫びもかねて、日頃お世話になった方々にごあいさつをしておきましょう。
- □冷蔵庫の霜取り
- 引っ越し間際に電源を抜くと運送中に水が漏れるので前日に行いましょう。
- □暖房器具の手入れ
- 石油ストーブ、ファンヒーターなどはタンクの灯油を抜き、空にしておきましょう。
- □電気・ガス・水道閉栓
- 各業者の閉栓に立会い、料金の清算をしてください。領収証は紛失しないようにしてください。
- □積み忘れのチェック
- 出発前に積み忘れがないか、もう一度、部屋や玄関などをよく確認してください。
- □新居のご近所へのあいさつ
- 長いお付き合いになるご近所へご挨拶をいたしましょう。最初の印象が大事です。
- □電気の使用開始
- ブレーカーをONにし、使用開始のハガキを投函しましょう。
- □ガスの使用開始
- 開栓には本人の立会いが必要ですので、事前に日時の打合わせをしておきましょう。
- □水道の使用開始
- 最寄りの水道局へ使用開始の連絡をしてください。地域により閉栓されている場合もあります。
- □新居のチェック
- 入居前からあるキズや汚れなどを見つけたら、大家さんかTEIWAにすぐ連絡してください。
入居後
入居後は、住所変更の手続きや転居のお知らせなどの新生活を始める準備を整えましょう。
- □転入手続き
- 前の役所で受け取った転出証明書を14日以内に提出してください。
- □新電話番号を通知
- 新しい電話番号が決まったらTEIWAにお知らせください。
- □あいさつ状を送る
- 用意したあいさつ状に新しい電話番号を記入して、ポストへ投函しましょう。
- □運転免許証住所変更
- 最寄りの警察署へ免許証と住民票を持参し、15日以内に手続きをしてください。
- □金融機関への住所変更
- 「銀行預金」「郵便貯金」「保険」「各種カード」等、それぞれに手続きをしましょう。
引っ越しをスムーズにするには
事前の準備がスムーズに引っ越しをするコツです。
			怪我などせずに上手に引っ越しをしましょう。
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					 食器類の包み方お皿は1枚ずつ新聞紙2枚くらいで包んでください。食器類は段ボール箱に同じ形のものを並べて必ず立てて入れてください。 
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					 布団を布団袋に入れるコツ布団、座布団は布団袋に入れます。毛布や掛け布団など軽いものから重ねてゆき、その上から袋をかぶせます。そして、ひっくり返すとスムーズにできます。 
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					 配線コードは束ねましょうテレビ、ビデオ、ステレオ、パソコン等の配線は事前に取り外してまとめておきます。外す際に番号をつけておくと後で配線が楽になります。 
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					 段ボールに大きく書きましょう他人に手伝ってもらいますので、段ボール箱の中身が分かるように、そして運ぶ場所まで書くと便利です。 
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					 梁の出っ張りに注意しましょう梁の出っ張りは意外と盲点になりやすいのでよく注意しておきましょう。 
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					 家具の配置図をドア等に貼りましょう家具の置く位置を間取図にレイアウトしておき、その紙を引っ越しのときに新居の玄関やドアなどに貼って、手伝ってくれる人に分かりやすくしましょう。 
快適な生活のために
TEIWAでは、ご入居中も様々なバックアップをしてまいります。
			どうぞ、末長いおつきあいをお願いいたします。快適な生活をするためには、次のことをこころがけてください。
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					 通路は共有スペース共用施設や通路などに私物を置かないでください。古新聞や雑誌の束、出前の容器、自転車なども放置しないでください。 
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					 ペットのマナーペットの飼育が禁止されている物件の場合はルールを必ずお守りください。内緒で飼うなどすると解約のうえ損害賠償を請求されます。 
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					 自動車・自転車は指定の場所に来客者などの自動車も近隣路上の違法駐車はおやめください。 
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					 火災を起こさないために寝る前・出かける前の「火の元」は十分に注意しましょう。たばこの消し忘れ、ストーブ等のそばに燃えやすいものを置くのはやめましょう。いざというときのために、消火器の設置場所や使い方を熟知しておいてください。 
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					 騒音に気を付けて深夜の掃除・洗濯・入浴・テレビや楽器の音などは共同生活を無視した迷惑な「騒音」となります。十分ご注意ください。 
 ※ある程度の「生活音」は許容範囲として理解してください。
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					 ゴミのルールを守るゴミの出し方は地域によって異なりますので「出す場所」「出す日時」「分類」等、必ずルールを守って出してください。(ゴミについての説明書をお渡ししますのでよく読んでください) 
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					 天ぷら油はキッチンに流さない天ぷら油等はキッチンに流すと排水管の詰まりの原因となります。凝固財で固めてゴミと一緒に回収してもらいましょう。 
生活のアドバイス
防犯には十分注意しましょう。特に女性の一人暮らしはね。共同生活では防災の心がけも大切です。
			備えあれば憂いなし、いつも心の準備を怠りなくしましょう。
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					 鍵には細心の注意を鍵に名札やルーム番号などをつけるのはやめましょう。紛失したとき盗難にあう恐れがあります。又、郵便受けなどに入れておくのもやめましょう。 
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					 必ずドアチェーンを!玄関ドアは面倒がらずにドアチェーンを掛ける習慣をつけましょう。とくに見知らぬ人の対応は必ずドアチェーンを!ベランダやトイレの窓も寝るときには施錠しましょう。 
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					 長期不在はポストに注意長期不在するときは必ず新聞を一時中止し、郵便物はご近所やお隣に預かってもらいましょう。もしそのままにしておくと郵便物があふれ、他人に留守を教えてしまう事になり、空巣にあう恐れがあります。 
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					 地元の情報を知りましょう町内会や自治会に加入しましょう。役所からの広報、回覧文書などにより地域の連絡事項や情報が分かります。 
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					 地震の自己対応地震がおきたらまず火を消し、ガスの元栓を閉めましょう。日頃から、避難路や避難場所の確認もしておきましょう。飲料水、携帯ラジオ、懐中電灯などの準備も怠らずに。 
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					 バルコニーは物置ではありませんバルコニーは火災などの非常時に避難路となりますので、間仕切り板の付近に物を置くと危険です。又、幼児のいるご家族では転落事故予防のため踏み台となるような物を置かないようにしましょう。 
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					 ダニ対策をしましょうダニはアレルギー性ぜんそくやしっしんの原因の一つです。ダニは畳やカーペット、布団などに生息しますので畳の上にカーペットを敷くのはやめましょう。 
 布団やカーペットはこまめに天日干ししましょう。
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					 エアコンのフィルターはまめに清掃しましょう電気の節約にもなります。フィルターを外し、掃除機で吸い取るだけでもききめが違ってきます。 
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					 ガスの正しい使い方ガス器具にはプロパンガス用と都市ガス用があります。また都市ガスは地域によってカロリーが違いますので必ず供給されているガスにあった器具を使ってください。ガスを使うときは空気孔の調整をし、青い炎で使用しましょう。ゴム管は、器具栓の赤いところまで十分に差し込み、ホースバンドでしっかりとめてください。 
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					 消火器の使い方も知っておきましょう火事は最初の消火が肝心です。万一の時に備え消火器の使い方も覚えておきましょう。 
「困った・・・」 さて、どうしましょう
設備が故障したり、水が詰まったりすると困ってしまいますね。
			すぐに専門家に助けを求めたいところですが、ちょっと待って下さい。簡単なことならご自分でできるかも・・・。
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					 蛇口から水が漏れる(1)水道元栓を自分の部屋のものと確認した上、完全に閉めます。 
 (集合住宅の場合は玄関横のパイプスペース内にあります)  (2)ビス・ハンドル・グランドナットの順で外します。 
 このとき、外した順に並べておくと後で分かりやすいです。  (3)スピンドルを外し、コマを交換してください。 
 逆の順で閉め直して完了です。
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					 トイレが詰まったときは水を流さずに、ラバーカップで詰まりものを吸い上げてください。 (1)便器の排水口いっぱいにラバーカップを押しつける。   (2)勢いよく手前に引いたり、押したりを繰り返す。 ※生理用品、ティッシュペーパー、紙おむつ、タバコの吸殻等は、絶対に流さないでください。 ※塩酸、クレゾール等、消臭洗浄剤を使用すると、浄化槽の微生物が死滅して悪臭が発生します。 
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					 ユニットバスの水が流れにくい排水管のつまりが原因ですので、排水金具(目皿)を割り箸などで取り外し、内リングとわんトラップを外して排水溝の中にたまった湯ドロや髪の毛を取り除いてください。 
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					 トイレの水が止まらない(A)ロータンク内のゴムフロートを持ち上げるチェーンが引っ掛かったり、ゴムフロートが開いている。 チェーンの引っ掛かりや異物を取り、正しい位置に直す。 (B)浮き玉の止まる位置がオーバーフロー管より高い位置にあったり、ゴムフロートが開いている。 浮き玉を正しい位置に直し、上下スムーズに動くようにする。また、浮き玉の中に水が入って重くなっている場合は、浮き玉を交換する。 
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					 ブレーカーが落ちて電気が消えた分電盤を見てください。 (A)アンペアブレーカーが切れている。 
 電気の使いすぎですので、使っている電気器具を減らしてスイッチを入れなおしてください。(B)配線ブレーカーが切れている。 
 使っている電気器具の故障等によるショートか、その部屋の電気の使いすぎです。使用していた電気器具のコンセントを抜いてスイッチを入れなおしてください。(C)漏電ブレーカーが切れている。 
 回路が漏電しているおそれがありますので最寄りの電力会社へ連絡してください。
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					 ガスが止まった赤いランプが点滅していたら、次の手順で操作してください。 (1)すべてのガス器具を止め、元栓を閉める。屋外の器具も忘れずに。   (2)復帰ボタンのキャップを外す。   (3)復帰ボタンを奥までしっかり押さえて、手を離す。 
 (ボタンはもとに戻り、赤ランプは再び点滅します)  (4)約33分待つ。(この間にガス漏れがないか確認しています)   (5)再度ガスメータを確認して、赤ランプが消えていればガスが使えます。 
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					テレビの映りが悪いとき(A)フィーダー、同軸ケーブルが外れていないか。 (B)外部にある共用電気ブレーカースイッチが下りていないか。 
 (共聴アンテナに増幅器が設置されている場合は電源が切れると増幅器が働かなくなります)(C)アンテナが倒れていたら、TEIWAにご連絡ください。 
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					 玄関ドアの閉まりが悪い右の図のように各箇所をチェックして、閉まり具合を調節してください。 
 ガタつき・きしみの調整、蝶番がゆるんでいるときは止めネジをしっかりと締めなおしてください。きしんだりするときはミシン油を少しさすと軽くなります。 【閉まるスピードの調整】■Aタイプ 右の図のように調整してください。  ■Bタイプ (A)ドライバーなどで1速目は刻印1を、2速目は刻印2を各々回転させて調整してください。右へまわすと遅く、左へまわすと速く閉まります。 (B)1速目と2速目の速度差を極端に変えると、故障の原因になりますので注意してください。 
賢いお部屋の使い方
お部屋を汚損・破損させてしまうと、その修理費用を負担することになります。
			大切に使うとそれだけ負担が少なくてすみますよ。
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					 壁の電気焼けを防ごう冷蔵庫・電子レンジなどは壁にピッタリつけて置くと壁が黒く焦げてしまいます。10cmくらい離して置くかべニヤ板などを間に入れると良いですよ。 
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					 水回りをいつも清潔に特に汚れやすいキッチン・トイレ・浴室はこまめに掃除をしておかないと汚れがおちにくくなりルームクリーニング料金割増しの原因になります。 
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					 家具などの置き方に気をつけてカーペットや畳がへこむような家具などは、敷物を置いて予防します。フローリングの部屋で使う家具など引きずってキズがつかないようにゴムやフェルトを貼ればよいでしょう。 
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					 いつも換気を心がけよう窓を閉めきりにすると結露が発生しカビの原因になります。カビを予防するために家具などを壁から少し離して配置し室内はいつも風通しよくするようにしてください。 
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					 ホタル族になろうタバコはなるべく窓を開けるかベランダに出て吸うことをおすすめします。度を越えたタバコのヤニで汚れた壁などのクリーニング料金は借り主の負担になります。 
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					 壁・襖・天井に注意しよう壁に時計やカレンダーを掛けるときはなるべく1ヶ所にまとめ、照明を取り付ける場合は専用器具を使いましょう。クギやネジを壁や天井に無断で打つと修理の費用負担が発生してしまいます。 
契約の更新、解約・退去手続き
賃貸契約は2年ごとに更新されます。
- 契約の更新(例外の地域もあります)
- 更新のお知らせ
 期日の1~2ヶ月前に更新通知を送付します。「新しい賃貸条件」「更新契約に必要な書類」「必要な金額」などが明記してありますので、内容をよくご確認ください。
- 更新契約
 更新条件の合意のあと、更新契約を執り行います。詳しい段取りは通知書によりお知らせいたします。
 
				- 解約・退去手続き
- 解約通知
 「退去予定日」「転居先」などをご連絡ください。ご本人以外や解約日のはっきりしない解約通知はお受けできません。
- ルームチェック
 退去の日には、立会いの元でルームチェックを行います。約束の日時までに荷物をすべて搬出した状態にしてください。
 ・敷金の振込口座と転居先・電話番号をお知らせいただきます。
 ・公共料金の支払いをお済ませの上、領収証をご提示ください。
 ・入居時にお渡しした鍵をご返却ください。(スペアキーも含みます)
- 原状回復
 賃貸契約書で明記された通りの原状回復費用をご負担いただき、工事を実施します。
 ※「賢いお部屋の使い方」をよくお読みいただき、負担費用を最小限にしてください。
- 敷金・保証金の返却
 お預かりした敷金・保証金の中から、原状回復費用・日割り賃料などを差し引いてご送金いたします。(地域によっては敷引き制度となっております)
 
				 田舎暮らし~競売物件まで不動産のスペシャリスト
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